その場でお返しするのに適しているタオルの香典返し

2016年12月06日
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お香典をいただいたお礼を行う香典返しは、通常は忌明けの法要の日以降に届くようにすることが一般的となっています。四十九日の忌明け法要までは忌中ということになるので、葬儀に参列してくれたことへのお礼や令状などもその間は控えるべきだとされています。お香典をいただいたお返しは、おかげさまで四十九日の法要を滞りなく行うことができましたという挨拶でもあります。一方ではお通夜の当日に参列してくれたお礼の気持ちを込めてその場で渡す場合もないわけではありません。それはその場返しと呼ばれていて、参列者が受付でお香典を渡し、帰りがけに会葬のお礼の挨拶状と一緒に品物を渡します。この場合は、これをもって香典返しとさせていただきますという意味にもなります。

お返しの目安は一般的には半返しといわれていて、いただいたお香典の三分の一から半分を返す人が多いようです。実際のところは、お香典は、葬儀は予想外の出費であるとして、それに対する相互扶助の意味もあります。そのため、お返しの目安は故人の立場や関係をもとに判断することが望まれます。そのため、必ず半分は返さなければならないということではなく、心ばかりのものでもかまいません。お返しの品物を何にするかを迷う人は多いようです。特にお通夜の際にその場でお返しをするときには、葬儀を行う葬儀社に依頼することになります。お香典の整理も葬儀社に行ってもらうことができれば、遺族にとっては葬儀に関しての負担も軽減されます。

しかし、その場でお返しをする際には、お香典の金額に関係なく同じ金額の品物を渡すことになります。その時にいちばん無難だとされているものがタオルのようです。タオルはとても実用的なのでもらっても決して使わないということはまずないでしょう。以前はハンカチも多かったようですが、ハンカチだと男性用と女性用では色や柄も異なり、多くの場合は男性用になっていました。けれどもタオルであれば男性も女性も関係なく使えるということで、香典返しにはとても適しているものとなっています。

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